新しい生活様式とは?

新型コロナウイルスの予防のため飛沫感染や接触感染の対策を
日常生活の一部として取り入れた生活様式のことです。
現在デ研では生徒同士が話し合いを繰り返し、
デザインを用いた感染予防対策を行なっています。

安心して学校見学やデ研展に来ていただけるよう
デ研のコロナ対策についてまとめました。

グラフィックでコロナ対策

ピクトグラムのデザイン


印刷室での密を避ける為にこのポスターを制作しました。今回のデ研展のモチーフである「丸」をポスターの形にして、配色をデ研展の階段アートの色から選び他のポスターとの統一感を出しました。色数を少なくしてシンプルにして、洗練した印象を目指しました。人影の部分に白色を用いて、人物が見えやすいように工夫しました。

行動を促すピクトグラム


トイレのスイッチに換気を促すピクトグラムを貼っています。今はコロナの影響で3密を避けて換気が欠かせないご時世です。コロナ対策を見直した時に本校のトイレは電気をつけるスイッチと換気扇をつけるスイッチが一体になっているので電源を消すと換気扇が止まってしまう問題点が見つかりました。そこでこのスイッチの真上に貼る電気を消さないでほしいというピクトグラムを制作しました。

アルコール台の設置

組み立て式消毒台


今回消毒液を制作するにあたって今まで使用していた中で三つの問題点があげられました。机の高さが低い事、目立たないという事、そして荷物を持っている時に消毒がしにくいという事です。その点を踏まえ、新しく消毒台を制作する事になりました。さらに使いやすくするため安定感にも気をつけました。中心に圧力がかからないように中の構造を工夫しました。本体のカラーは清潔感を重視し白色、グラフィックのピクトグラムはデ研展イメージカラーで統一して制作しました。

ペダル式消毒台


この消毒台は、ペダルを踏んで消毒液を出す仕様になっています。手でノズルを触ると汚れたり菌が繁殖するため、それを防ぐためにペダル式を考えました。玄関に設置することで、手もノズルも汚すことなく消毒できます。また、荷物を持ったまま消毒することが可能です。デ研展には「 縁側 」というテーマがあり、それを表現するため見た目に和のテイストを加えました。中心の赤いラインは消毒液が出てくる位置を表しています。側面の木材以外は学校にあったもので制作し、ボトルが空になった際、簡単に取り替えができるよう設計しました。

その他の活動

zoom授業


大阪市立デザイン教育研究所では3月ごろからリモート授業に切り替わり6月ごろには分割登校という形で通学を再開し新型コロナウイルスとの向き合い方を考えるためのプロジェクトを行いました。授業をしていくうちに感染症対策が当たり前のように考えられウイルスと共存しながら安全に学業に励めるように対策を始めました。

就職活動


コロナ対策のため今年度の就職活動にはzoom面接が多く行われました。デ研の2年生でzoom面接を行なった人からは、対面すると緊張するのでzoom面接の方がやりやすかった・zoomの方が雰囲気が固く感じたなど様々な感想を教えていただきました。また筆記試験をzoom面接中に行い手元にカメラが来るようにしてください。と指示が出ることもあったそうなので部屋をかたずけ、全身スーツで面接に挑んでください。