30周年特集

大阪市は、1923年に5年制の大阪市立工芸学校(現大阪市立工芸高等学校)を設立しました。関西におけるデザイン・造形教育の中心的な役割を担い、これまでにわが国のデザイン界に多くの優れた人材を送り出し、常に時代の要請に応えてきました。しかし、近年国際化の流れの中で、社会は大きな変化を遂げ、デザイン界においても時代への対応を迫られてきました。そこで、1988年「大阪市立デザイン教育研究所」は、高校のデザイン・造形教育に継続させて、そのデザイン能力をさらに充実させるための専門教育機関として開設されました。また、近年の社会の激しい変化の中で、よりデザインを多面的に捉え、幅広いデザイン教育を展開することを目指し、2009年度からはコース募集を全廃、AO入試を取り入れた入試制度を採用しました。この入試改革により、デザインに意欲のある人材なら、普通科高校出身者や他分野の大学の卒業生なども入学できるチャンスを広げました。高校でのデザイン・造形をはじめとする幅広い学習を土台として、さらに2年間、高度なデザイン教育を付与し、現代社会の多様なニーズや問題に応えられる豊かな創造力と国際都市大阪に寄与しうる国際感覚をもつデザイナーを育成することを目的としています。

大阪市立デザイン教育研究所シンボルマーク

シンボルマーク・デザイン
山田 崇雄
このシンボルマークは、デザインの概念をArt、Technology、Engineering
のうえに成立するものとし、これらの頭文字A、T、Eをモチーフにデザインしている。
色彩は基本原色の青とする。