本校2年生の科目「異文化理解2」では、インドネシア舞踊家・佐久間新先生をお迎えし、文化や歴史、言語について学びながら、踊りや劇を通して表現に挑戦しています。授業で学生たちが取り組んだのは、インドネシアの伝統芸能「ワヤン(影絵劇)」。女子高生を主人公としたオリジナルストーリーを考え、ワヤン人形や影を映すスクリーンなどを制作しました。さらに、西田有里さんやAnanto Wicaksonoさんにご協力いただき、ガムラン音楽やラップも取り入れるなど、新たな表現方法にも挑戦し、意欲作となりました。
そして、佐久間先生の協力により有志の学生が授業の成果を発表すべく、8月25日にインドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校(ISI)のギャラリーで上演しました。渡航後も人形の微調整や練習を重ね、前日は夜遅くまでリハーサルを行って本番に臨みました。当日は芸術大学の学生や現地アーティストが多く来場し、学生たちの間には少し緊張感が漂いましたが、真剣な表情でそれぞれの役割を果たし、インドネシアの観客の温かさやノリの良さ、そして佐久間先生や現地のガムラン奏者Welly Hendratmokoさん、日本人のダンサー、演出家といったプロの方々のサポートを受けながら、会場全体が一体となる素晴らしい上演となりました。インドネシアでのワヤン上演を通じて、学生たちは異文化に実際に触れ、学び、表現することで、「異文化理解」という大きなテーマを少しずつ自分の中に取り入れていったように思います
後期からは「異文化理解1」が始まります。新たなメンバーとともに、またこの壮大なテーマに挑んでいきます。どうぞご期待ください!
最後になりましたが、今回の上演にあたりご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
Welly Hendratmoko(ガムラン奏者)/林晃世(本田技研工業株式会社/HARI)/中嶋宰(劇団未必の故意/演出家)/小林園子(舞踊学身体論/多ジャンルダンサー)/篠田栞/西田有里(ガムラン奏者)/Ananto Wicaksono(ダラン)
「ワヤン」の様子1
「ワヤン」の様子2
「ワヤン」の様子3
「ワヤン」の様子4