6月27日は、梅山晃佑先生による特別講義「探求のデザイン」を全学年対象に実施しました。2年生は課題研究(卒業研究)が始まり3ヶ月が経ちましたが、、計画通りにすすんでいる学生や少し壁に当たっている学生がいます。梅山先生は「探究」とは自分が持っている疑問や違和感について徹底的に取り組むことだと解説され、グループワークで実践された上で、探求の進め方を説明されました。正解だけを求めるのではなく、最適解を探す努力が重要というお話は課題研究だけでなくすべての活動に応用できる大切なお話でした。
学生A:
私は、『地域とデザインの関わり方』について卒業研究を行なっています。具体的には、地元の名産品であるホタルイカを大阪でPRする方向で考えています。現段階では、具体的にどのターゲットに向けてどんな方向でアプローチをするか決めかねています。梅山先生のお話では、さまざまなことに疑問を持つために、情熱と角度が重要であることを学びました。特に角度については、今まで私があまり考えてこなかった考え方で、とても興味深いと思いました。
角度を増やすために、一つのものをたくさんの名前で出すという実践では、自分の語彙、引き出しの少なさに気づきました。疑問を持つためには、自分の語彙を増やす必要がある。これは、講義の前半にあった「デザイナーとしてこれからやっていくには」という問いの答えでもあると思いました。私はこれからデザイナーとしてやっていくために、知識を増やし、誰かにとっての最適解を探していけるような人になりたいです。
授業の様子1
授業の様子2