7月9日に2年生の職業指導3で長谷川所長から「数学のセンス」と題して授業がありました。初めに所長が何か物やサービスを作る際に思考力・判断力が必要になるということを説明し、実際に思考力や判断力が試される数学の問いをデザインを用いて解決する方法を解説しました。
他に、循環小数についても触れ、⚪︎/7の分数を小数に変換するときの不思議な現象や、1/97を小数に変換すると96桁もの数字が循環するなど、普段私たちが知っているようで知らないことについても授業されました。
授業の後半は、網膜色素変性症患者で視覚障がい者の所長から、病気の症状や見え方の説明があり、学生たちは見え方を実際に体験しながら病気や配慮について学びました。最後に所長から今年も神戸マラソンに参加するので、周囲の人に注意喚起できるような背中のゼッケンを作成してほしいと課題が出されました。学生たちの作品が楽しみです。
所長より
1年ぶりの授業でしたが楽しく授業できました。でも、ちょっと欲張りすぎたことや腕が鈍った気がするのが反省点です。次回リベンジする機会があれば頑張ります!
見え方を体験する学生
授業の様子