3月16日〜17日に「こども隙間転落防止プロジェクト」に取り組む学生たちが、首都圏での視察を行いました。
このプロジェクトは、電車とホームの隙間に子どもが転落する事故をなくすことを目的とし、2020年より継続して行っています。
視察では、一緒にプロジェクトを行っている東急電鉄、京王電鉄、横浜市交通局の皆様にご協力いただき、
普段はなかなか見ることができない首都圏の駅現場を実際に訪れ、各地での取り組みや工夫を学ばせていただきました。
現地では、実際の電車とホームの隙間を見学したほか、担当の方から詳しい説明を伺ったり、隙間転落事故の映像を見せていただいたりと、
さまざまな角度から「隙間転落の怖さ」について理解を深めることができました。
駅のホームでは、これまでのプロジェクトで取り組んだポスターを実際に見かける場面もあり、
「あった!」「貼ってくれてる!」と、学生たちから嬉しそうな声が上がるひと幕も。
自分たちの活動が現場に活かされることを実感できる貴重な機会となりました。
また、2025年度の取り組みに向けて、鉄道会社の皆様と意見交換する機会もいただき、学生たちは今後の活動に向けて一層意欲が高まったようでした。
さらに今回の視察では、横浜市交通局・あざみ野駅に設置されたショーケース展示の設営も行いました。
プロジェクトのキャラクター「スキマモリ」が可愛らしく展開されており、
駅を利用される方に隙間転落について知っていただける、意義深い展示になったように思います。
今年度のプロジェクトは4月から本格始動します。今後の展開にもぜひご期待ください。
視察の様子1
視察の様子2
視察の様子3
視察の様子4
視察の様子5