高校生が、“自分たちの生徒手帳”をゼロから作ったらこうなった!
大阪府立鶴見商業高校よりご依頼を受け、デザイン教育研究所の教員が関わった「生徒がつくる生徒手帳プロジェクト」についてご紹介します。
このプロジェクトは、商業科2年生(当時)の生徒の皆さんが主体となり、自分たちが日常的に使用する生徒手帳を一から企画・制作する取り組みです。
実用性だけでなく、「誰にとって、どのような価値があるのか」を考えながら形にしていく、実践的かつ学びの深いプロジェクトとなりました。
令和7年8月、デ研の教員が「価値を伝える!デザインで学ぶ情報整理」というテーマで講義を行い、デザインの基本となる4原則(近接・整列・反復・コントラスト)をもとに、情報を「見やすく・伝わりやすく」整理する考え方について解説しました。
単に見た目を整えるのではなく、「使う人にとって本当にわかりやすいか」という視点の重要性を伝えました。
令和8年1月、完成に向けたデザイン監修を実施しました。
余白の使い方や紙の選定、製本方法などについて助言を行う中で、生徒の皆さんが試行錯誤を重ねながら、自分たちなりの最適解を見つけていく姿がとても印象的でした。
そして今回、完成した生徒手帳をデ研へお送りいただきました。
実際に手に取ると、情報が丁寧に整理されており、デザイン性と実用性の両面において、細部までよく考えられた仕上がりとなっていました。今回の学びが随所に活かされており、大変嬉しく感じています。
本プロジェクトでの経験が、生徒の皆さんにとって「デザインは価値を伝えるための手段である」と気づくきっかけとなっていれば幸いです。今後の学びや進路の中でも、この経験が活かされていくことを願っています。
デ研では様々な活動を通じて、高等学校との連携を進めています。教育活動においてご協力できることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
大阪市立デザイン教育研究所 お問い合わせ先:こちら
生徒手帳
生徒手帳の中身