美術家・黒木結先生による特別講義「表現と社会のつながり」を実施しました

4月28日、美術家の黒木結先生をお招きし、1年生を対象とした特別講義を実施しました。
テーマは、「表現と社会とのつながり」。講義では、黒木先生ご自身の作品紹介からスタートし、“記号”というキーワードをもとに、私たちが日常の中で目にしている表現や情報が、社会にどのような影響を与えているのかについて考えました。
黒木先生は、「身近な問題を、自分自身や社会の視点から捉え直し、周囲の人々と協力しながら作品制作や展覧会企画へとつなげていく」という実践を続けられている美術家です。社会との関係性を意識した表現活動は、学生たちにとって大きな刺激となりました。

授業内のワークショップでは、ボディソープの広告を題材に、人が無意識に抱いている偏見や先入観について考察しました。広告やデザインが与える印象、その中に含まれるメッセージの伝わり方について、多角的な視点から意見を交わす姿が見られました。
デザイナーを志す学生たちにとって、多様化が進む社会の中で、「何に配慮し、どのように表現していくべきか」を考える貴重な機会となりました。新たな視点や気づきを得た学生も多かったことと思います。

デザインと現代美術は異なる領域でありながら、「表現が社会と関わる」という点において、多くの共通点があります。
今回の講義は、これから学びを深めていく1年生にとって、視野を広げる大変意義深い時間となりました。

授業の様子1

授業の様子2

授業の様子3