こんにちは!今回は、1年生の「フォトグラフ実習」の授業にお邪魔してきました。 担当は、高橋静香先生。いつも優しく、時に鋭い視点で学生たちの感性を引き出してくれる先生です。 1年生にとって、この実習はいわば「デザインの目」を養うための大切な時間です。今の時代、スマホで誰もが簡単にきれいな写真を撮ることができますが、この授業で学ぶのは「一歩進んだ写真の力」です。「ただ撮る」から「伝える」への第一歩を学んでいきます。
今回は、学生たちがそれぞれ持ち寄った「商品」の撮影に挑みます。
光を操り、瞬間を切り取る。いつもと違い、スタジオの照明を落とした薄暗い教室。そこが今回の舞台です。今回のミッションは、光を自らコントロールして商品の魅力を最大限に引き出すこと。
「光をどこから当てるかで、商品の表情はガラリと変わるよ」高橋先生のその言葉を合図に、実習がスタートしました。
学生たちは、ライトの位置を数センチ単位で動かしたり、レフ板(光を反射させる板)を使って影の濃さを調整したりと、試行錯誤を繰り返します。ただ「きれいに写す」だけでなく、「この商品のどんな魅力を、誰に伝えたいのか」を、ロジックだけに頼るのではなく、自分の「直感」と「手」を動かしながら探っていきます。
質感までコントロールする面白さ! 「あ、光の角度を変えたら、エッジがすごくきれいに出た!」 「影を強くしたら、一気にカッコいい雰囲気になった!」 ファインダーを覗く学生たちの間から、あちこちで驚きと納得の声が上がります。 商品の形や色だけでなく、質感や雰囲気まで変化させることができるのが、ライティングの面白さです。学生たちは実際に撮影を重ねながら、その奥深さを体感していました。
1枚の写真から、デザインが始まる。
撮影の終盤には、お互いに撮った写真を見せ合う講評会も行われました。同じ商品でも、ライティングひとつでポップにも、高級感あふれる雰囲気にも変化します。その面白さを、学生たちは肌で感じ取ったようです。
カメラという武器、そして「光を操る目」を手に入れた1年生たち。ここで磨いた感覚が、これからどんなデザインに化けていくのか、今からとても楽しみです。
ポートフォリオフォト1
ポートフォリオフォト2