2年生の「異文化理解2」の授業で、インドネシアの世界無形文化遺産に登録されている伝統的な影絵人形劇「ワヤン・クリ」の制作に取り組みました。
この授業は、1年生から続く異文化理解の学びの集大成です。
1年生では、インドネシアの伝統的な染め物であるバティックやジャワ更紗、民族音楽ガムランなど、本物の文化に触れながら学び、厚紙を使ってワヤン(影絵人形)を制作しました。
2年生では、そのワヤンを使って物語を構成し、照明や演出を工夫しながら、一つの作品として仕上げていきます。
さらに、本格的なガムランや伝統楽器の演奏に加え、異文化理解の講師である佐久間 新先生のご紹介により、環境音楽を専門とされる山本雅史先生の音楽も取り入れました。幻想的な音の世界が加わることで、作品により深い表現が生まれています。
授業では、講師の先生方のご指導のもと、人形の動きや光の演出、台詞の表現などについて学生同士で意見を出し合いながら、一つの物語を創り上げていきました。
異文化を学ぶことは、外国の文化を知るだけではありません。異なる文化に触れることで日本の文化を見つめ直したり、異なる価値観を組み合わせることで新しい発想を生み出したりする力が育まれます。体を動かし、声を出し、音を感じながら表現する経験は、デザイナーに必要な豊かな感性や表現力を養う大切な学びにもつながっています。
完成した作品は、この秋に開催される「デ研展」で上演予定です。
学生たちが創り上げた幻想的なワヤン・クリの世界を、ぜひ会場でご覧ください。
授業の様子1
授業の様子2